【別府八湯とは・・・】
別府八湯には源泉数が2800以上あります。
1日当たりの湧出量約130000キロリットルと日本一のスケールを誇ります。
源泉は地球上にある11種類の内10種類までが別府に存在し、温泉好きにはたまらないスケールでの湯めぐりが別府では可能です。
■堀田温泉・・・田畑や谷あいから盛んに硫気が噴き出している湯量豊富な温泉。高齢者身障者に配慮した露天風呂を備えた温泉がある。別府の中でも特にのどかでそのままの自然を楽しめる。
■観海寺温泉・・・鶴見岳を背景に、標高150mの高台にある温泉地。豊富な湯量と願望の素晴らしさを背景に大規模なホテルが立ち並ぶ近代的温泉地。静かな環境と自然に恵まれ、昼夜を問わず高台から素晴らしい市街地の景色を楽しめる。
■浜脇温泉・・・別府市街の南端部に位置し、別府温泉発祥地のひとつ。浜から温泉が湧き出る様子から「浜わき」の地名が生まれた。明治、大正時代の名残りを止めながらも、多目的温泉保養施設の「湯都ピア浜脇」がある。
■亀川温泉・・・海岸に豊富な温泉が湧出し天然砂湯は亀川温泉の名物。一遍上人が上陸したといわれる地にある上人ヶ浜公園の一角に市営の別府海浜砂湯が有り、周辺には温泉を活用した病院や療養施設、保養所が数多くある。
下町の風情を残す町並みも魅力のひとつ。
■別府温泉・・・温泉場として江戸時代より脚光を浴び始め、別府港、JRなど交通網の発達により温泉施設、温泉宿が立ち並ぶ別府の中心。別府温泉のシンボルの温泉施設「竹瓦温泉」がある。
■柴石温泉・・・895年に醍醐天皇が、1044年には後冷泉天皇が病気治療のためご湯治されたと伝えられている。江戸時代に紫の化石が見つかり、「柴石」と呼ばれるようになった。温度の違う2つの温泉や露天風呂、蒸し湯が楽しめ、家族湯もある。自然林遊歩道があり、森林浴も楽しめる。鉄輪と明礬とともに国民温泉保養地に指定されている。
■明礬温泉・・・江戸時代から入浴剤の基となる【みょうばん】の採取地。白い噴煙が上がり、辺り一面に硫黄の匂いが立ち込める。湯治場の情緒と雰囲気を楽しめる。
■鉄輪温泉・・・昔ながらの湯治湯の情緒を残す温泉地で、おびただしい湯けむりが立ち上る風景は、「21世紀に残したい日本の風景」で富士山に次いで第2位に選ばれるほど。普通浴のほかに温泉熱を利用したむし湯等の様々な温泉の楽しみ方ができる。 |